住宅・生活

実体験も踏まえた転職活動の注意点を20代・30代・40代・50代別で解説!!

こんにちは。

『自信を持って人におススメできる事!を書くブログ』をやっています、『ふみふみ』と申します。

最近、13年務めた中小企業を辞め、とある上場企業に転職しました。今日は、やってみた体験も含めた転職活動における全般的な注意点と、転職活動には年代に応じた注意点がありますよ!って事について書こうと思います。

20代、30代、40代、50代では自分自身の仕事やプライベートに対する考え方も異なりますし、組織から求められる事柄も異なっております。

専門職に転職したいが、それに必要な知識や資格がないという方は、転職前に職業訓練校を使ってお金をかけずに専門職に就こう!! 概要編をご参照ください。

※この度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された方々には
謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。

この記事では、コロナウィルスによる転職市場への影響に関しては無いものとして記事を執筆しております。実際には、コロナウィルスの影響から、小さい企業様を中心として内定取り消しや募集を控える等の影響が出ているようです。

私の場合は、2020年の2月の後半に内定をいただき、無事4月からの入社をする事が出来ております。

転職活動をされている皆様の成功をお祈りいたします。

全般的な転職活動の注意点

まずはどの年代の方にも言える全般的な注意点ですが!!

雇う側と雇われる側の需給のマッチが重要

転職活動において最も重要な事は、雇う側の企業の『こんな人がほしいな~』という要求と、転職活動をする人の『私、こんなことが得意!!』という部分のマッチングが最も重要になると思います。

行ってみたいな~と思える企業が有った場合は、その企業が出している募集要項を良く確認し、まずはその企業がどういった人材を求めているのか?を考えてみましょう。転職支援サービスの担当者に問い合わせると、その点について色々と教えてくれます。

そして、職務経歴書が完成した後だったとしても、『この企業なら、こういう内容を書けば、うけがいいかも!?』と思った内容を資料に追記しましょう。そうする事で、書類選考落ちの可能性を少しでも下げる事が出来ます。

複数の転職支援サービスに登録する

これはやってみて感じた事ですが、なるべく複数の転職支援サービスに登録する方が良いです。私は下記4つの転職支援サービスに登録しました。

リクナビネクスト
ミドルの転職
JACリクルートメント
ビズリーチ

複数登録をお勧めする理由は、例えば、リクナビネクストには有るのに、ミドルの転職には無い求人情報(またはその逆)、ってのが結構有るからです。それぞれのサービスごとに強い分野も違うため、複数のサービスに登録している方が、良い企業に巡り合える可能性が高くなります。(後で記載する企業ブロックの登録はしっかり行いましょう)

逆に、1つの転職支援サービスしか登録しなかったとしたら、せっかくいい企業の求人があるのに、その企業と接点を持つことが出来ず、せっかくのチャンスを逃してしまう事となってしまいます。

可能な限り、転職活動に長い期間をかけられるようにする

企業が求人を出すタイミングは様々な要素が関係するため、いつどの企業が求人を出しているか?はその時の運にかかってきます。人によってはすぐに理想に近い企業が見つかる方もいるかもしれませんが、稀なケースでしょう。転職にかけられる期間が短ければ短いほど、多くの妥協に迫られる場合が多いと思いますので、可能な限り転職活動には長い期間をかけ、慎重に転職先の企業を吟味する事が重要と思います。

現職を辞めたくて辞めたくて仕方ないような場合であっても、しばらくは我慢して現職にとどまり、転職活動を平行して進められることが理想と思います。

たとえそれが難しい状況であったとしても、『可能な限り』で長い時間を転職活動にかけられるよう、心がけましょう。

転職期間中は、焦らず、さぼらず、慎重に

先ほども書きましたが、転職活動において最も重要なのは需給のマッチングだと思います。しばらく転職活動をしたが、なかなかいい企業が見つからない等の場合は、焦らずに何週間か様子を見る(時期を変える)という事をやってみると、いつかきっといい企業が見つかるはずです。

転職先が見つからないからと言って、自分の中にある理想とかけ離れた会社に転職をしてしまう事は、自身のスキルアップやその後の人生においてとてもリスクの大きな事となります。

転職活動は早くても数か月、長引くと1年以上になることも有りますので、焦らず、さぼらす、慎重にを心掛け、週1くらいの求人チェックと、定期的な書類(履歴書と職務経歴書)の更新を心がけましょう。書類の更新と言っても、日付にかかわる箇所を書き換えるだけですので、ものの5分くらいで出来ます。コツコツと、1週間に20~30分くらいの活動を続けることが転職成功への道となります。

どれだけ探してもいい転職先が見つからない(T_T)って場合は

転職活動に躍起になり、時間をかけすぎるというのも、あまりよくありません。複数の転職支援サービスに登録し、それぞれで求人情報を探しているのに、良い企業が見つからない!って場合があったとしたら、はっきり言って『無いもんは無い』って事ですっ!!時期が悪いという事なのかもしれません。

そういった状態であまり時間をかけすぎると、せっかく出た意欲が無くなり、転職が失敗に終わってしまいます。その場合はあまりムキにならず、『時期をずらす』という名目の基しばらくは様子を見ましょう。

何度も言いますが、転職活動にかける時間は、1週間に20~30分くらいでOK、1回にかける時間は長くても1時間くらいの取り組みが適切かと思います(書類作成等にかかる時間は別としてます)。移動時間等のスキマ時間も活用し、適切な活動を継続しましょう。(私の場合は、通勤時の電車移動時間が主な転職活動の時間でした(笑))

情報公開ブロック機能を使用する

現職に努めながら転職活動をする場合、今勤めている会社に転職活動をしている事を悟られないようにしましょう。

色々な転職支援サービスが有りますが、例えばリクナビネクストで言うと『レジュメ公開ブロック』という機能が有り、『この会社には、自分の転職書類の情報を公開したくない!!』という会社を登録する事が出来ます。

リクナビネクスト:レジュメ公開ブロック機能

少なくとも今の自分の勤めている会社は登録、必要な場合は関連会社もそういった登録をしておく事をおススメします。

それでは、以降、年代別の転職活動における注意点を記載していきます。

20代の転職活動 注意点

とりあえず転職してみる、が許される年代

20代の転職(一般的に30代前半まで)は該当職種について「未経験」転職が可能です。特に大学卒業後、数年の方は「第二新卒」という新卒に準じた形での転職も可能になっています。

雇う組織の側からしても、20代の転職者は新卒採用よりも教育コストの面でメリットが大きいです。通常、新卒を採用したら組織は長いと1年、短くても1ヵ月は研修期間に充てます。研修期間で、基本的なPCスキル、電話応対、メールの書き方、議事録作成法、名刺受け渡しなど、基礎的なビジネススキルを身に着けさせる訳です。

20代転職者はこうした基礎的なビジネススキルは身に着いていると判断されるため、雇う組織からしたら教育コストがかからない「採用したい候補」と映ることも少なくありません。

また、独身の場合が多く身軽な20代は自分一人で意思決定することが可能です。そのため、「とりあえず転職」が許される唯一の年代と言えるでしょう。

ただし、その後のキャリアストーリーを考えよう

ただ、転職するのなら何でも良い、という訳にはいきません。20代で転職した場合、今後の人生でも転職する機会はあるでしょう。その時、組織の人事担当が見るのは転職回数よりもむしろ「キャリアストーリー」です。その人がどういった考え方で転職をしてきたのか、なぜ我が組織に応募してきたのか、そのストーリーに一貫性はあるのか、といった点を見るのです。

例えば、新卒時には「営業職」に就いたけれど、その後2年ごとに「飲食店」「SE」「小売店」を渡り歩いている人からその人が何をしたいのか見えてくるでしょうか?仕事が嫌になったから転職したんだろう、としか思えないのではないでしょうか?

同じ転職回数でも、新卒時にはは「営業職」、続いて「SE(企業常駐)」「SE(自社開発)」「SE(自社開発のプロマネ)」であれば、この人は何をやりたくて転職したのかが見えてきます。営業職は合わなかったのかもしれないが、SE・PGとしてキャリアアップをしたくて来ているのだな、と想像することができます。

何の目的も無い転職はできるだけ避け、キャリアストーリーを説明できるような転職が望ましいでしょう。ただし、前節で述べたように、何も考えない無謀な転職は20代に許された特権です。初めての転職であればエイヤで飛び込んでしまっても良いかもしれません。

20代におすすめの転職サイト

◆リクナビNEXT
色々な可能性がある20代転職には「求人数が圧倒的」「自己診断ツールで自分に合った会社を探せる」というメリットがある『リクナビNEXT』はおすすめです。新卒採用時に『リクナビ』を使った人も多いでしょうから、似たようなインターフェースで使いやすいでしょう。

公式サイト

◆ビズリーチ
ハイクラスな求人が集まっている『ビズリーチ』は正直20代にはオーバースペックな場合が多いです。ただし、将来のキャリアストーリーを考えるにあたって、どういった事がハイクラス求人に求められているのか?ということを把握する勉強になるため、登録しておくことをおすすめします。

公式サイト

30代の転職活動 注意点

本当に転職が必要かよく考える

30代は働き始めて10年ほど経過し、学生時代の友人との職場環境の差が気になるもの。そうすると、「ポジティブ」な理由ではなく「ネガティブ」な理由で転職活動を開始しがちですが、本当に転職が必要なのかよく考えましょう。

例えば、「人間関係に不満」がある場合、転職先の人間関係が良いかどうかは働いてみるまで分かりません。「人間関係は不満」でも、「仕事内容」や「待遇」が良い職場に勤めているなど、自分自身と折り合いをつけられる場合も多いはずです。

優先順位を明確にする

本当に転職が必要かよく考えると、自分自身の職場に対する優先順位が明確化するはずです。30代は変化が多い時期です。業務面ではプレーヤーからマネージャーへ、プライベートでは結婚・子どもの誕生、など様々なライフイベントが待っています。何に人生の力点を置くのかを良く考えましょう。

例えば、夫婦関係・子どもを重視したい(していきたい)のであれば「待遇面」は一定程度諦め、「適切な業務量」を重視すべきでしょう。ジェネラリストではなくスペシャリストとしてスキルチェンジしたい、ということであれば、多少「激務」であっても目指すスキルを身に付けられる「適切な業務内容」を重視すべきでしょう。全てを満たすバラ色の職場はほとんどの場合存在しないため、自分が譲れるモノ・譲れないモノをしっかりと明確化した上で転職活動の臨みましょう。

30代におすすめの転職サイト

◆リクナビNEXT
色々な可能性がある30代転職には「求人数が圧倒的」「自己診断ツールで自分に合った会社を探せる」というメリットがある『リクナビNEXT』はおすすめです。また、「サイト自体が使いやすい」ため、仕事にプライベートに忙しい30代にピッタリです。

公式サイト

◆ビズリーチ
ハイクラスな転職を検討しているアクティブな30代には『ビズリーチ』もおすすめです。マネジメント職や専門性の高い職などに強みを持っています。

公式サイト

◆JACリクルートメント
『JACリクルートメント』はハイクラス人材に特化した転職エージェントです。求人の「量」では『リクナビNEXT』などに比べ少ないですが、『質』が非常に高く、担当するコンサルタントの質も非常に高くなっています。自分が築いてきたキャリアや専門スキルに自信を持っている30代以上の方におすすめできるサービスです。

公式サイト

40代の転職活動 注意点

40代の転職はマネージャー・スペシャリスト問わず「即戦力」

かつて、日本では「35歳転職限界説」があり、40代以降の転職は厳しいとされてきました。しかし、雇用の流動化によって40代以降の転職も盛んにおこなわれてきています。ただ、40代を採用しようとする組織は「即戦力」を求めています。1990年前後にバブル景気が崩壊した後、日本企業は新卒採用を大幅に絞りました。

本記事執筆時(2020年)、新卒採用が大幅に絞られた世代は40代となっています。すると、各企業で若手を束ねる「マネージャー」や、税務や開発など専門分野に精通した「スペシャリスト」など、企業の中核を担う40代のミドル層が不足状態にあります。そのため、各企業は40代を積極的に採用していますが、企業側はすぐにマネージメントができるマネージャーや、専門分野に力を発揮するスペシャリストといった「即戦力」を期待していることを認識しましょう。

家族の理解を得ておこう

40代の場合、配偶者がいる場合も多いでしょう。そして、子どももまだ手やお金のかかる小学生~中学生のことが多いです。すると、家族の理解を得ておくことが欠かせません。配偶者から転職先の「安定性」「待遇」「業務量は適切か」などの点で心配がられてしまうことも多くなります。

30代であれば自分の決断が多くを占めていましたが、40代の場合、家族の意向も反映させましょう。転職活動は通常3~6ヵ月、長いと1年ほどもかかる長期戦です。家族の後押しがあるのと反対があるのとではモチベーションが全く異なってきますし、その後の家族関係も変わってきます。

40代におすすめの転職サイト

◆リクナビNEXT
基本となる転職サイトの『リクナビNEXT』は40代にもおすすめ。実際、株式会社ピーアールデイリーの「主要転職サイト比較表」によると、『リクナビNEXT』の利用層の31.9%は40歳以上となっています。

公式サイト

◆ミドルの転職
ハイクラスのミドル世代に特化した『ミドルの転職』も40代におすすめです。30代・40代のハイクラスミドル専用の転職サイトで、登録者の平均年齢は45歳となっています。専門分野に精通したエージェントの支援、ハイクラス求人情報も多く、非公開求人も多数掲載されているため、ハイクラスを目指す40代はチェックしましょう。

公式サイト

◆JACリクルートメント
『JACリクルートメント』はハイクラス人材に特化した転職エージェントです。求人の「量」では『リクナビNEXT』などに比べ少ないですが、『質』が非常に高く、担当するコンサルタントの質も非常に高くなっています。自分が築いてきたキャリアや専門スキルに自信を持っている30代以上の方におすすめできるサービスです。

公式サイト

50代の転職活動 注意点

40代と変わらず「即戦力」が求められるが、ハードルは高くなる

50代は40代と同じく企業からは「即戦力」が求められますが、そのハードルは40代よりも高くなります。1980年代後半、日本は空前の「バブル景気」に沸いており、日本企業は新卒採用を大幅に拡大しました。1980年代後半に就職した世代は本記事執筆時(2020年)に50代となっており、各企業はむしろ多すぎる50代の扱いに苦慮している状況です。

こうした年齢構成の不利に加え、50代は40代と比べ、定年までの期間が短い、組織適応性に不安、体力面での衰えなど、40代に比べ不利な面を多く抱えています。そうした中で転職するには、高いマネジメント能力や高度な専門性など「即戦力」となるものが40代以上に求められます。

賃金など待遇が落ちることを恐れない

上記のように、50代の転職には難しい面もありますが、賃金など待遇が落ちることを恐れなければ転職の門戸は広く開かれています。例えば、ベンチャー企業はマネジメント層が不足しています。ベンチャー企業は転職が多く、人材の入れ替わりが激しい傾向にあります。そうした企業は20~30代の若手も数年程度で退職してしまうため、40~50代のマネジメント層が不足する傾向にあります。

また、マネジメントのノウハウを持つ人も少ないため、そうしたスキルが活きやすい環境となります。大企業の充実した給与・福利厚生からは低下することは避けられませんが、それ以上に「充実した業務内容」が得られるかもしれません。

20年3月31情報追記(50代の転職活動)

ハードルが高いと記載した50代の転職活動に関してですが、私が担当頂いた転職支援サービスの担当者様から、下記のようなコメントをいただきました。

『近頃、技術者不足や少子高齢化による20代若手の方の採用が難しくなり、実は早期退職や定年退職後の50代以降の求人募集が非常に増えています。』

『人生100年と言われる中で、現在は50歳以降のキャリアも重要となってくるため、50歳以降の方のニーズも多くございます。』

人手不足の影響もあり、50代の中でも技術・営業・購買職等の、即戦力を求める求人が非常に増えている傾向のようです。

50代におすすめの転職サイト

◆リクナビNEXT
30代・40代と同じく『リクナビNEXT』は50代にもおすすめです。転職情報のベースとなるサイトですので、転職市場を把握するという目的で使用することもできます。

公式サイト

◆JACリクルートメント
『JACリクルートメント』はハイクラス人材に特化した転職エージェントです。求人の「量」では『リクナビNEXT』などに比べ少ないですが、『質』が非常に高く、担当するコンサルタントの質も非常に高くなっています。自分が築いてきたキャリアや専門スキルに自信を持っている50代の方には特におすすめです。

公式サイト

まとめ

20代、30代、40代・50代の転職は大きく異なります。20代はチャレンジできる年代のため、エイヤと飛び込んでみるのも一つの選択肢です。ただし、将来のキャリアストーリーを考えましょう。30代は自分の仕事・プライベートに対する考えを固め、何を優先するのかを考えて転職活動をおこないましょう。

40代・50代に求められるのは「即戦力」です。40代の場合は家族への理解が欠かせない事が多い点に気を付けましょう。50代の場合、40代よりも「即戦力」のハードルが上がるため、待遇が落ちることを恐れずに転職活動をおこないましょう。

番外編・転職活動の体験談

私の転職活動の体験談を書こうと思います。

私は、以下4つの転職支援サービスを利用し、約8か月の間転職活動をしました。

リクナビネクスト
ミドルの転職
JACリクルートメント
ビズリーチ

結果として、リクナビネクスト、ミドルの転職、JACリクルートメントのそれぞれの紹介で各1社、合計3社の面接を受け、JACリクルートメントから紹介を受けた企業に内定をいただくことが出来ました。最もハイクラスな求人を扱っているといわれるビズリーチでは、面接に行くところまでには至りませんでした。※私はハイクラスな人間ではなかったという事なのでしょう(爆泣)

行きたいな~と感じた企業に面接してもらいに行き、不採用という結果を知らされた時にはとても落ち込んでしまいましたが、先にも述べたように、転職活動の最も重要なポイントは、企業と転職する側の需給のマッチングがとても重要となります。長期戦になったとしても諦めず、1週間ごとに20~30分程度の求人チェックをコツコツと続けましょう。そうする事が、転職成功への道のりとなります。

以上になります!

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