こんにちは。
『自信を持って人におススメできる事!を書くブログ』をやっています、『ふみふみ』と申します。
えっとですね、今日は、中国生活では欠かせないVPNについて書こうと思います。
中国でネットをしていると、いきなり『バンっ!』と、通信が出来ない!!
実際、『バンっ!』なんて鳴りませんが、ネット規制はそれくらい衝撃的です∑(‘◇’*)、イラっと来るなんてもんちゃいますよマジで・・・・。
って事で、この記事では、1年半の中国生活の中で、一番おススメ出来る!といったvpn業者とその理由、通信ができない時の対処法などについて書こうかと思います。
一番おススメできるVPN業者
使用してきた中で一番のお勧めはかべネコVPNです。
公式ページは⇒こちら
設定方法詳細等についても公式ページ内で紹介されています。
おススメな理由です
◆様々なOS(デバイス)に対応している
◆1契約で何種類もの通信プロトコル(通信方式)が準備されている
◆1契約で4端末までの同時アクセスが可能
◆万一の金盾のブロックの際にも対応が柔軟
◆問い合わせ等サポートが充実している
という事になります。
↓対応OS(デバイス)と通信方式一覧になります。
上記のうち、OpenConnect・Shadowsocks・IKEv2の3つが、中国国内で使用できる通信方式となります。3つの通信方式それぞれに、複数のIPアドレス(サーバー)があり、とても選択肢が豊富です。
特徴としては、豊富な通信方式(少し前までは最速最強だったShadowsocksも有り)が有ることから、『ある特定の通信方式を狙ったネット規制強化』等にもとても強いです。※ここが私がとても重要と思うポイントです。
デバイスも、ほとんどの物に対応しているといっても過言ではないと思います。
中国の金盾(ネット規制)事情
例えばですが、ある日突然、Shadowsocksのみのネット規制が強化されたり、って事が中国では起こります。
今がまさにそれらしく、以下のようなMAILがVPN業者から来るような状況となっています。(一応業者名隠してみましたWW)
別ルートからの情報では、19年9月16日〜22日までが、中国当局(工業和信息化部)による国家
何それ??日本で言う、『秋の交通安全週間』みたいなやつですか??・・・で、とにかく、以前まではとても快適だったはずのShadowSocks通信が、今では、どこの業者か?ってのを問わずほぼ利用できませんΣ( ̄□ ̄|||)、
利用できる業者(サーバー)があったとしても、数日後には使用できなくなります。業者側も、今回の規制強化の対策を模索しているところのようです。
つまり、規制強化⇒VPN業者が対策⇒規制強化⇒VPN業者が対策、の繰り返しです・・・。(出来ればShadowsocksはまた使えるようになってほすぃ・・・。)
というような事も有り、中国でこのような事が起こると、VPN接続が全般的に不安定な状況となります。VPN業者側も色々と追従してはいっていますが、1つの通信方式だけで商売をしている業者さんでは、こういった事態にハマると即手詰まりになります。
『1つの通信方式だけの業者さんなんて、駄目!!』って言ってるわけではなく、そもそも、中国のネット規制状況の変化が大きすぎて、常に快適なVPN通信環境を作るのが困難なのです。(実際、Shadowsocksもそれ以外も、絶好調に使えてる時期が有りました。)
つまり何が言いたいかと言うと、『このVPN業者ならどんな時も完璧!!』なんて業者は存在しません!!(有料であってもです)、VPN=『時に好調、時に不安定』な物だと思っておきましょう。時期や時間帯・通信環境にもよりますが、調子のいい時も有りますし、悪いときも有ります。(そりゃ、中国国内では認められてない通信ですからね・・・)
ってなった時に、かべネコVPNであれば、この方法が駄目でも、こっちの方法、こっちが駄目なら、あっち!といったように、規制強化等の際も逃げ道が豊富です。
それでも、『しゃらくせぇ!!どんな時も完璧な方法ないんかいっ!!』って方は、VPNと比べると少しだけお高いですが『香港ローミングSIM』を使いましょう。⇒こちらの記事でも紹介しています。
ちなみに現状、Shadowsocksのみの通信方式の業者で契約していた知人たちは、皆さん規制回避が難しい状況に陥ってます( *´艸`)
今から中国に来られると言う方は、是非かべネコさんで3つの通信方式(Shadowsocks・IKEv2・OpenConnect)の、それぞれ複数サーバー分の設定を完了させてから来られる事を強くお勧めします。
かべネコVPNの料金
契約に必要な料金についてですが、1アカウント(4端末までの同時アクセス可)の料金が↓これになります。
期間の下にポイント?と書かれているのが、一瞬『??』ってなりますが、これはネット規制や個人都合で接続出来ない(しない)日があった場合、その日数を繰り越せる制度になってるためです。(繰り越し日数を計算するためのポイント制度です)
一定の上限はありますが、使用しない日が有ればその分繰り越せますので、買った期間よりも長く使える事は有っても、使いすぎたからと言って早く終わるというものではないです。
良心的で、それだけサービスに自信を持っているのかな、という事を感じることが出来ます。
料金帯としては、高くもないが、安くもないといったとこでしょうか・・・。
公式ページは⇒こちら
設定方法詳細等についても公式ページ内で紹介されています。
↓対応している支払い方法です
・クレジットカード(PAYPAL)
・銀行振り込み(ゆうちょ銀行)
・銀行振込(ジャパンネット銀行)
・微信(WeChat pay)
・支付宝(Alipay)
・银行汇款(中国工商银行)
実際の通信速度 測定結果
実際の通信速度の計測結果を書きます。
Shadowsocks以外の通信方式(2種)を環境別で比較してみました。(以前Shadowsocksが使えてた時には、軽く50Mbps以上出てました…。)
↓比較対象(8条件)
【使用する端末と環境】
◆PC × 自宅WIFI
◆PC × 職場LAN(有線)
◆Iphone XR(スマホ) × 自宅WIFI
◆Iphone XR(スマホ) × 中国移動通信SIM
【通信方式】
◆OpenConnect
◆IKEv2
数値化はしてみたものの、実際の使用感としてはIKEv2の方が良い時も有ればOpenConnectの方が良い時もあります(規制強化前のShadowsocksもしかり)
もうね、使ってる側としては訳が分かりません・・・。通信環境や、使ってる端末(Windows?IOS?Android?)や、日時等によってもコロコロと条件が変わります。金盾ってのはそういうもんなんだという感覚になってしまいます・・・。
いずれにしても、以前のShadowsocksに比べると遅く感じますが、使用感としてはそこそこです。調子の悪い日は有りますが、良いほうに切り替えて動画を見たりも出来ます。(以前のShadowsocksのクオリティが戻ることを期待します)
あ、でもやはり、VPN特有の、VPN接続中は現地のアプリ(Wechatとか)の通信が遅くなる、とかはやはり有ります。(Shadowsocksはそれが結構マシだから気に入ってたんですが・・・。←全く無いわけではないです)
実際の速度計測結果画面
実際のSpeedTest結果画面のキャプチャを上げます。
↓OpenConnect方式
↓IKEv2方式
通信が出来ないときの対処法
うまく通信が出来ないときの対処法について書きます。
以下のような事をすれば、通信できるようになる事がありました。
◆サーバー(IPアドレス)を変えて見る
◆通信方式を変えて見る
◆ブラウザを閉じて再度立ち上げる(Goole Chrome・Internet Explorer・Edge等)※要するにブラウザ再起動です。
上記やり方で、通信出来ない状態から復帰出来たことが結構ありました。
金盾の無限ループに注意
中国にこられた事のない方にはあまり実感の沸かない話かと思いますが、中国で、1つの方式のVPN接続しか使えない状態で、ネット規制等でいきなりそれが使えなくなった際には、少し困った事態に陥ります。
VPNっていうのは大抵アプリやソフトを端末にインストールし、設定を終わらせてから初めて使えようになるんですが、大体の業者さんの場合、その公式HP自体が金盾の規制対象になっている場合が多いです。
でも、アプリインストール⇒設定完了までには、ほとんどの場合が業者さんHPにアクセスする必要が有ります。(IPアドレスやパスワードとかの確認のため)
つまり、VPN開通までには、VPNが必須である事が多いという事です。
で、冒頭で申し上げた事態になってから、『よしっ別のVPN業者試してみよう!』って思ったとしても、結果として手詰まり(何もできない、規制回避できない期間が続く)って事になります。(実際には、ゴチャゴチャと色々な事をすれば、何とかする方法はあるんですけどね!)
これが、金盾の無限ループ(勝手にそう呼んでるだけ)です・・・。
中国に来られる際には、複数の規制回避手段(プロトコル)の設定を終わらせてから来られる事を強くお勧めします。無限ループにハマってから試行錯誤するより、最初からそうしてる方が、断然手間が少なくて済みます。
以上になります。
最後までお読み頂き、有難う御座いました。
↓これ、ポチって頂けますと、とてもうれしいです。